速度超過と死亡率
交通事故において、速度超過、つまりスピードですよね。死亡率を上げるという、「そんなこと、あたりまえじゃないか・・・」と思ってしまうのですが・・・
青森県警の事故分析
青森県警が、5年分の事故を分析した調査結果の記事がありました。
交通事故:速度超過で死亡率10倍 青森県警が5年分調査 – 毎日新聞
記事によれば、規制速度を超えての事故での死亡事故は、規制速度内での死亡事故の 10.1倍 に達していたそうです。
当たり前に捉えてしまえばそれまでですが、5年分の事故を分析した結果であること、10倍という数字であることを考えて、重要視するべきかと思います。
実際に青森県警で、重点的に速度取り締まりを行って、県内の国道で速度超過状態で起きた事故が、12年の85件が13年に56件に減少したそうです。
速度規制を重要視
また、国の「交通事故抑止に資する取り締まり・速度規制等の在り方に関する懇談会」も、走行速度低下が事故の被害軽減に結びつくと指摘し、速度規制や取り締まりによる適切な速度管理が必要だと警察庁に提言している。
当たり前のことが当たり前に行われないことが、交通事故の被害を大きくしている。当たり前に規則を守ることが、最大の交通安全の対策であるということです。
運転者ひとりひとりの心がけが交通安全につながります。